そろそろと下ろう坂を時勢なら
今、14日の16時半だ。
エアコンを使っていない室温は35.8度、湿度は41%だ。
この湿度だと、多少暑くても風があれば過し易いはずだが、肝心の風
がないから、ジットリと汗が噴き出してくる。蝉の鳴き声がうるさく感じる。
エアコンは就寝時に1時間と決めている。(時々、セットを忘れるが)
こんな日は、扇風機を強にして、横になって本でも読むのが一番だ。
がないから、ジットリと汗が噴き出してくる。蝉の鳴き声がうるさく感じる。
エアコンは就寝時に1時間と決めている。(時々、セットを忘れるが)
こんな日は、扇風機を強にして、横になって本でも読むのが一番だ。
平田オリザ著「下り坂そろそろと下る」(講談社現代新書)を読み切った。
久しぶりにうなずける内容があった本だった。(「お気に入りの本」参照
序章から終章までの全7章のうち、4章までが国内の具体的な地域興
しの例、5章が近隣諸国との関係、5章、終章がまとめの文章だ。
しの例、5章が近隣諸国との関係、5章、終章がまとめの文章だ。
ゆっくりとした下り坂には、真の地方創生が必要だ。
地方創生に は、序章で掲げた3つの寂しさに向き合うことになる。
1. もはや日本は、工業立国ではない。
2. もはや日本は、成長社会ではない。
2. もはや日本は、成長社会ではない。
3. もはやこの国は、アジア唯一の先進国ではない。
この3つを直視して、“競争と排除の論理から抜け出し、寛容と包摂の
社会へ。道のりは長く厳しいが、私はこれ以外に、この下り坂を、ゆっ
社会へ。道のりは長く厳しいが、私はこれ以外に、この下り坂を、ゆっ
くりと下っていく方法はないと思う”・・と結んでいる。
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