2018年9月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            

最近のトラックバック

« まさにこれ官尊民卑の具体例 | トップページ | 二股の医師で僧侶はいないかね »

2018年8月29日 (水)

9幕の旅が小説引き立てる

  離婚して再婚した夫、再婚して生まれた長男を満1歳の誕生日を迎えた1週間
後に亡くしてしまう。

傷心の妻とも心通わず1人旅に出る。出だしの旅は下北半島の恐山だった。
この旅には、前妻との間にできた15歳の娘(明日香)が一緒だった。
こんな情景で始まる小説が「きみ去りしのち」(重松 清著 文芸春秋社版)だった。
(「お気に入りの本」参照)

物語は、この主人公の男と明日香、妻の洋子、前妻の美恵子を中心に展開する。
それぞれの登場人物には、それぞれ大切な人たちを送った物語がある。

小説は一章から九章までがあるが、9章がそれぞれ異なる旅が舞台になっている。
9章は長崎県島原がステージだ。かつて私も島原を訪れたが、その時の光景を思
い出しながらこの本を締めくくった。
本書には悪人は登場しない。

子を亡くすということは、こんなにも心理を揺さぶるものなのかと、考えさせられた。
それに明日香の心理と行動にっも驚かされる。こんな娘を持ちたいものだ。

« まさにこれ官尊民卑の具体例 | トップページ | 二股の医師で僧侶はいないかね »

読書」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/128770/67109059

この記事へのトラックバック一覧です: 9幕の旅が小説引き立てる:

« まさにこれ官尊民卑の具体例 | トップページ | 二股の医師で僧侶はいないかね »

無料ブログはココログ

お気に入りの本