考えるひとりと孤独別なモノ
またまた読書感を・・
『「ひとり」の哲学』(山折哲雄著、新潮選書より
裏表紙の説明文が、的確に内容を示しているようだ。引用すると・・
“現代人よ、「孤独」をそんなに悪者にするな!”のタイトルがある。
続けて・・
“「独居老人」「孤独死」など、 まるで「ひとり」が社会悪であるかのように
裏表紙の説明文が、的確に内容を示しているようだ。引用すると・・
“現代人よ、「孤独」をそんなに悪者にするな!”のタイトルがある。
続けて・・
“「独居老人」「孤独死」など、 まるで「ひとり」が社会悪であるかのように
世間は言う。が、人は所詮、ひとりで生まれ、ひとりで死ぬ。「孤独」と向
き合うことで、より豊かな生を得ることができるのだ。親鸞、道元、日蓮、
一遍ら、先達の生き様を振り返り、日本思想の源流ともいえる「ひとりの
覚悟に光を当てる」” ・・とある。
上記の先達の他に本書には、良寛、法然、種田山頭火なども登場する。
き合うことで、より豊かな生を得ることができるのだ。親鸞、道元、日蓮、
一遍ら、先達の生き様を振り返り、日本思想の源流ともいえる「ひとりの
覚悟に光を当てる」” ・・とある。
上記の先達の他に本書には、良寛、法然、種田山頭火なども登場する。
著者は、主として13世紀の日本の歴史に光を当て、「ひとり」「個」を上記の先達の
生き様から、その「ひとり」の行動に流れる思想を分析している。
本書を読むと、自分が学んだ歴史が、如何に表面的だったかを意識してしまう。
生き様から、その「ひとり」の行動に流れる思想を分析している。
本書を読むと、自分が学んだ歴史が、如何に表面的だったかを意識してしまう。
ただ、現代に生きるわれわれにとって、どんな「ひとり」を活かすために、具体的に、
どんな努力なり気持を持てば良いかは、自分なりに結論を出さねばなるまい。
どんな努力なり気持を持てば良いかは、自分なりに結論を出さねばなるまい。
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