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2018年11月14日 (水)

進学で壁にぶつかる施設の子

 

 11月12日付のブログにも載せた有川 浩著「明日の子供たち」(幻冬舎版)を
読み
み終わった。

児童擁護施設やそこに住んでいる子供たちについて、自分がいかに無関心だ
った。かを思い知らされた。

私の小学校入学は太平洋戦争敗戦の翌々年、学校は疎開児童で溢れていた。
終戦で徐々に疎開児童が減っていき、代わりに児童養護施設からの通学生が
増えたきたようだ。当時は孤児院とい言われていた。

本書を読んで、当時の学校で机を並べた施設からの同級生に想いを馳せた。
彼、彼女たちの人生はどんな歩みをしたのだろう。
それなりの人生を歩んだのだろうか。

児童養護施設で暮らす子供たちを、一律に可愛そうと思うのは間違いらしい。
子供を育てる能力のない親たち、そんな環境に比べて施設の方がはるかに
子供にとって幸せだと、小説で作者は子供の口を借りて言っている。

問題の1つは、児童養護施設は高校卒業したら退去しなければならないこと。
進学に意欲がある子供、能力のある子供たちに壁が立ちはだかる。
親に経済的に援助が期待できないからだ。
自分で選べない環境で中で、能力や意欲がある子供たちが埋もれていくこと
になる。

この面ででの公的支援はお寒いのが現状らしい。
奨学金も万全の態勢ではないようだ。
アメリカの言いなりで超高価な兵器類を考えれば、票にならない児童施設など
は問題にもならないのだろう。地域の議員も力を入れないワケもわかる。
以上は、あくまでも小説を読んだ感想です。

「今は昔と違って、素晴しい施設やバックアップ体制ができているよ」と言われ
れば本当に幸いです。ぜひ、そういった指摘を待っています。


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