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2018年11月12日 (月)

条件を付けずに祝え誕生会

   私は有川 浩の小説「阪急電車」を読んで以来、彼女が好きになった。
今、彼女の作品「明日の子供たち」(幻冬舎版)を読んでいる。

児童養護施設に転職した男性を中心とし、そこで働く職員や児童の物語だ。
この施設には90人の子供が住んでいる。

私には門外漢だった社会施設の中が生き生きと新鮮に映った。
これも、女性作者の見事な心理描写が文章に活かされているからだろう。

まだ、やっと読書量の半分を超えたばかりだが、納得のいく場面があった。

毎月1回、その月生まれの児童の為に誕生会を行っている場面がある。
この誕生会の施設長の挨拶文に私は感銘を受けた。

 “「今月誕生日を迎える皆さん、おめでとうございます。誕生日はあなたたち
     が生まれてきたことをお祝いする日です。生まれてきてくれたことにおめで
     とうと言わせて下さい」・・誕生日は生まれてきたことを無条件に祝福される
     だという思い出を与えてやりたい、というのが施設長の願いだ。
” 

寄る年波に誕生日が迫ると、つい「先がない」とボヤいてしまうものだ。

そう考えずに、「この世に生まれてきたことを祝う日」、と考えた方が良さそうだ。
それも無条件に・・。自分の意思で生まれてきたのではないから、生まれてきて
この宇宙の一員なれたことを祝うことに意味がありそうだ。・・なら納得がいく。

この考え方はいただきだね。
今年の誕生日は過ぎてしまったが、無条件な祝いは来年まで待つこととする。
 

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