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2018年12月10日 (月)

般若経耶蘇に挑んで負けいくさ

 12月3日付のブログに書いた、幸田 文著の「みそっかす」(岩波文庫版)を
1週間かけてやっと読み終わった。

わずか220頁の文庫版だが、発行は1983年(昭和53)と古く、紙面はセピア色
に変色し、今まで読んだ本の中で一番文字が小さい。(何ポイントかな?)
夜中に読書癖がある私にとって、最も読み難い本だった。

内容は、作者(幸田露伴の次女)が、長じて幼い頃(尋常小学校か)を回想し
た随筆集だ。「はじまり」から「そのあと」まで30篇の回想記が集録されている。

この中で、興味深かったのは「無」と題した短文(4頁)だった。
作者の父は、無宗教で典型的な明治人で、強いて言えば仏教派と思われる。
一方の継母は、クリスチャンでなかなか気が強く弁が立ったようだ。

父は、作者に般若心経で、継母は「愛の真理」ということで、いつも論争を繰り
広げていたそうだ。論争の勝敗はいつも継母に上がっていたらしい。
作者は父に「くうとかとかって何のこと?」と聞いたら、「なんにもないってこ
と」だと答えたとある。

今、私は般若心経を意味を理解した上で暗記しようとしているが、小学生にこ
の経の意味をを求めてもムリだろうネ。

仏教とキリスト教の論争がどんな様子だったか、想像すると楽しい。
もっとも、作者はこの論争が始まると、いつも逃げ出していたという。さもあらん。


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