野沢菜が運ぶ故郷の雪便り
今年も実家から野沢菜が届いた。
青々とした丈が長い立派に育った青菜だ。
NHKの「サラメシ」でも野沢温泉村での収穫風景を放映していた。
青々とした丈が長い立派に育った青菜だ。
NHKの「サラメシ」でも野沢温泉村での収穫風景を放映していた。
カミさんが、今、この青菜を水洗いしている。
わが夫婦は同郷だから、野沢菜漬との付き合いは長い。
カミさんの漬けるのもお手のものだ。
この時季になると、毎年、野沢菜を洗って漬けていた亡き母を思い出す。
北国特有のどんよりした空、身を切るような風が吹き、初雪が降り始める。
この時季になると、毎年、野沢菜を洗って漬けていた亡き母を思い出す。
北国特有のどんよりした空、身を切るような風が吹き、初雪が降り始める。
一段と水の冷たさが感じる季節だ。
この寒さが野沢菜の味を引き締めているのかも知れない。
野沢菜を漬けていた母はもういない。
そして思い出すのは、母の作ったオヤキだ。
この寒さが野沢菜の味を引き締めているのかも知れない。
野沢菜を漬けていた母はもういない。
そして思い出すのは、母の作ったオヤキだ。
野沢菜漬けは、味が伝承されたが、母のオヤキの味は止まってしまった。
母が作った野沢菜のオヤキ、その味だけが今も舌に残っている気がする。
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