2022年1月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

最近のトラックバック

« NHK政権担ぐ姿勢見え | トップページ | 隠れてる諭吉の裏の黒い影 »

2019年2月11日 (月)

美人画に似合わぬ武骨あの夢二

  坂崎重盛さんというエッセイストを知ったのは、関東北部を走っている大手私
鉄の広報誌だった。記事中の「Human-Report」欄に対談相手として登場している。

文中の欄外に紹介されている本が「浮世離れの哲学よりも憂き世楽しむ都々逸」
(中央公論新社版)だ。確かに紹介欄にあるとおり、川柳、都々逸は“・・粋でいな
せな、言葉遊びのワンダーランド”と言えそうだ。(
「お気に入りの本」参照)

中でも、初めて知ったことは、あの美人画で有名な竹久夢二(1884~1934)が川
柳を作っていたことだった。

日露戦争が終結して1年後頃、夢二の20歳代前半の作という。本書より数句を引
用させていただいた。4句までは厭戦句、5、6句は夢二の優しさが伝わる句だ。
   廃兵を父にもちける御代の春
   演習が来ては菫を踏んでゆき
   かかる世に勇士の妻は納豆売
   三年振り手のない父に抱かれて寝
   ひとりもの足袋のやぶれに墨をぬり
   友ありてときどき何か食ひに来る 
都々逸にも興味を引かれるが、今、私は川柳で手いっぱいだ。

作者は言う。川柳、都々逸はわが国の庶民の哲学だと・・。
確かに本書を読めばそんな気がする。
 

« NHK政権担ぐ姿勢見え | トップページ | 隠れてる諭吉の裏の黒い影 »

読書」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 美人画に似合わぬ武骨あの夢二:

« NHK政権担ぐ姿勢見え | トップページ | 隠れてる諭吉の裏の黒い影 »

無料ブログはココログ

お気に入りの本