題材の趣旨はやっぱり本に訊け
近くの大学の公開講演を拝聴した。
講演は、芥川賞作家のT氏とこの大学の現学長との対話形
式だった。お二人ともこの大学の同窓生とのことだ。
自分がうかつだったのは、T氏の芥川賞の受賞作品を読んで
いなかったこと。T氏の日常なり、著作の背景を知りたいの
は単なる野次馬根性ではなく、あくまでも出版物との関係を
知りたいからなのだ。
だから、T氏(39歳)の学生時代や、日常生活の様子を聴い
ても、そんなものかと思ってしまう。それこそ100人100様
だもの、違って当たり前だね。片面だけ聴いても意味はない。
・・と、いうことで、途中の休憩時間に退出した。
気候はまさに春たけなわ、青空と新しい葉が出た桜並木の下
を歩いて帰った。運動としては有意義な日だった。
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