弔いの花は枯れても主を待つ
いい天気だ。
日課のウォーキング、昔、住んでいた住宅街を歩いた。
結婚して、すぐに建売住宅を買って8年間住んだ街だ。
往時の建物も残っているが、半世紀を経てば、殆どの家
は建て替えられている。もちろん、住んでいた家も・・。
そんな街の中で、地域活動で知り合いになった人がいた。
彼は一回り年上、ちぎり絵の名手で、教室も開いていた。
このKさん、亡くなって数年経つ。
残され奥様は、遠くに住む娘さんが引き取ったと聞く。
この日、Kさんの住んでいた家まで足を伸ばした。
無人のままらしい。家の回りはよく整理されていた。
表札は元のまま、今にも「よう!」と顔を出しそうな雰囲
気だ。ただ、門柱付近の数十の鉢は全て枯れた草花ばかり。
帰路、遊歩道の花を眺めながら想った。
年々歳々花は咲けども、主は永和に還らず・・と。
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