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2019年4月27日 (土)

タップリと心の動き描き出す

 「ぼくとネクタイさん」(ミレーナ=美智子・フラッシャール著、
関口裕昭訳、郁文堂版)の表紙裏には、あらすじに続いて以下の
紹介文が載っている。

 “日本のある架空の街を舞台に、いじめ、ひきこもり、リストラ
などの問題を扱いながら、繊細かつ詩情豊かに綴られた本作は、2
012年の刊行以来ドイツ語圏を超え、世界各国で静かな感動を広め
ている”

作者は、1980年生まれ、父がオーストリア人、母が日本人でウイー
ン大学でドイツ文学、フランス文学他を専攻したという。

ひきこもりの青年ヒロが公園のベンチで、リストラに遭ったテツと
出会う。数日が経って、挨拶をする間から次第にから不思議な友情
が芽生えて来る。そしてこの友情がお互いの人生を変えていくこと
になる。彼らを取り巻く人たちとの心の心の関係や交流が詳細に綴
られている。日本人作家の短いセンテンスに慣れた者には、たっぷ
りとした欧米の雰囲気が漂う、日本を舞台した小説と言えそうだ。

文章ほど悲壮感を感じない、どこか楽天主義が漂う仕上がりだね。

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