やっとこさわが家について山終わる
富士山山頂付近で、ロシア人女性が落石を受けて死亡した。
楽しい山旅が、一瞬に悲劇に変る痛ましい事故だ。
半世紀以上も前、私は数人で吉田口5合目から頂上を目指した。
早朝から暗い中を、ご来光を目指す登山者の列が続く。
こんな状態の中で、誰か石を転がせば間違いなく他人に当たる。
下山は須走口へ駆け下った。足に当たった小石が凄いスピード
で転がっていく。人を直撃する確率は低いにしても、登山は常
に危険と紙一重だ。
中越地震の余震が続いている最中に、新潟県の巻機山へ登った。
森林限界を抜けると、岩がゴロゴロした登山道に出た。
もし、この時に大きな余震が来たら、ひとたまりもあるまいと、
思うと生きた心地がしなかった。
登山口の駐車場へ戻ると、パトカーが停まっていた。
登山届けを出しておいたわれわれ2人組が、下山して来ないので
心配して待ったいたという。地震時に登るとは!・と叱られた。
まだまだ、富士山始め多くの山は登山者で賑わうと思う。
十二分の装備をしても、事故が起こることがある。
どうか無事故で帰ってきてほしいと祈っている。
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