逝った義母(はは)姿見えねど家まとめ
お盆初日のこの日、下りの新幹線はガラ空きだった。
5月に102歳で亡くなった義母の新盆へカミさんと出かけた。
1時間弱で着いた高原駅は海抜700m、日射しは強いが湿気は
少なく肌に触れる風も心地良い。
やはり信州の夏はいい。(逆に冬は寒いから嫌いだ)
当地の新盆イベントは・・
義弟宅の仏間(提灯や花を飾り位牌と写真を置いた仏壇がある)
の庭に向けた戸を開け放し、そこに焼香台を置き、来客はそこ
で仏壇に向かい焼香していただく仕組みだった。
夕方から、夜にかけて焼香の方々が来られる。
その度に迎える側は丁寧に挨拶を返す、足が疲れるがガマンだ。
私の古里は在来線で更に北へ1時間程だが、亡き父母の新盆で
も、このような仕組みを経験していない。地域によってかなり
やり方が違うようだ。
来客が帰ると、喪主(義弟)から、今のはどこのどなただった
と紹介がある。その詳しいこと! 地域に何代にも亘り根を下
ろしている地域社会の実相を見る思いだ。
まったく私には別の社会にいる感じだった。
この後も食事会も話が弾んだ。いい新盆だった。
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