業界の雄も手当てができぬ傷
セブン&アイ・ホールディングスがキャッシュレスサービスを
大々的に打ち上げて僅か3ヵ月、9月末で中止になる。
コンビニエンス業界の雄も、この一大事で成長の変曲点となるの
だろうか興味深い。
わが国にセブンイレブンを導入し、常にコンビニシステムを引っ
張ってきた鈴木敏文前HDD会長だったら、どんな手を打ってい
たのだろうか? 俗に言われる現セブン&アイ・ホールディング
スの井原・後藤」体制はマネジメントのやりかた、責任の取り方
について鈴木前会長に何も学ばなかったように見える。
「2段階チェック」も知らなかった同ホールディンスの社長は記
者会見にも姿を見せなかった。
小売業は、一度躓くと転げ落ちるのは速い。システムの構築から
入ったセブンイレブンの昔日の面影は見当たらないようだ。
24時間営業問題など、コンビニを取り巻く環境の変化は激しい。
だから、消費の最前線で活躍する各店舗のオーナー、利用客の動
向から目が離せない。そんな動きについて行けない経営陣では、
いずれ同社の命運も尽きそうにも思えるのだが・・。
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