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2019年11月20日 (水)

豪商も家に帰れば子に悩み

 どもは可愛くても、その成長は親の思い通りにいかないもの”
で始まるのが『江戸の終活』(夏目琢史著、光文社文庫)第四話。

美濃国武儀郡の紙商人、武井次郎三郎の遺言状には切々な子どもへ
の愛情が溢れている。見限った放蕩息子(彦次郎)の将来を心配し
ているのだ。
家督は孫に譲ると書かれている。

真面目になって暮らせばと、彦次郎には以下の条件がついた。
別に寝所として隠宅を建てる。
飲食、衣料は親(次郎三郎宅)で賄うなど衣食は保証される。
小遣は月1両、他に年5両を別段の衣料費として支給(年計17両)
妻帯も良し、あるいは然るべき妾を抱えて世話をさせる。妾の給金
も親宅で負担する。
その他、上記のに付帯する細々とした条件がついた。
ただし、彦次郎には遺産の分け方についての決定権はない。

結構な条件だと思う。現代でもこれだけの条件で放蕩息子を保護す
る親はあるまい。江戸時代の富の差はとてつもなく大きかったと言
わざるを得ない。












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