ぼけますと言ってよろしく頼む母
「ぼけますから、よろしくお願いします」(信友直子著、
新潮社版)は、フリーのテレビディデクターである筆者の
母親が、2017年正月に実際に筆者に言った言葉だそうだ。
そんな書き出しで始まる本書、父親は90代、母親は80代
半ばの2人暮らし。筆者(娘)は東京で働いている。
母親は85歳のとき、アルツハイマー型認知症と診断された。
娘から見た、父親が母親を介護する老々介護、介護保険の
適用など、実際の生活を通して描いたドキュメンターだ。
テレビでも放映され、映画にもなった。読みやすい本だ。
私は本書の父親を自分に重ねて読んだ。自分だったらどう
するか?
カミさんも読みたいと言うので、渡したら読み終わったよ
うだ。カミさんの読後感は未だ聞いてない。
願わくば・・、筆者の母親に重ねてもらいたいと思う。
自分だったらどうしたいか?
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