右大臣不比等がわれに戻った日
今、日本の古代史に興味を持っている。
その中心は、壬申の乱後の持統期に活躍した藤原氏の祖とい
われる藤原不比等だ。
新型コロナ騒ぎの初期、不比等に関する書籍で「天風の彩王」
(黒岩重吾著、講談社文庫 上)が目について読んだ。
なかなか面白い。一気呵成に読み終わった。
続いて、本書下巻をと思ったら新コロナ騒ぎで図書館は休館。
待つこと暫しで、やっと下巻が手元に届いた。今、読書中だ。
もちろん、この本は小説だから藤原不比等は黒岩不比等だね。
でも、歴史の流れを理解するには格好な資料と思う。
壬申の乱については、学術書を読んでおり、また不破の関跡
にも行っている。このことが乱後の不比等を取り巻く人間関
係の理解に役立った。「百聞は一見に如かず」と言えそうだ。
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