拡大をナッジで避ける新コロナ
私は、 行動経済学とは経済学と心理学の結合した概念だった。
行動経済学の全体像を掴みきれずにいた時に以下の本に出会った。
「行動経済学の使い方」(大竹文雄著、岩波新書)だ。
頁を開けたら、まず本書に登場する言葉を理解したすればと思う。
バイアス、ナッジ、デフォルト、ヒューリスティックス、ピア、プロスペ
クト等々。
行動経済学を仕事、賃金、働き方改革、医療・健康活動、公共政
策などへの応用を、4つの行動原則への「ナッジ(nudge)」で事例
を示している。
わが身にとっては医療・健康活動が、時節柄では災害時の避難誘
導編案内について興味深かった。手術などの入院生活での医師の
発言、ジェネリック薬品の使用への誘導など実感を伴う叙述だった。
行動経済学はまだまだ発展すると思う。
安倍内閣の先のばし行動は、十分に研究に値するようだ。
« 年取ればあれもこれもと出来かねる | トップページ | これがまあ危機管理かね?安倍総理 »
「読書」カテゴリの記事
- 還暦は中間点となる未来(2022.01.04)
- ユニコーン何故か生まれぬニッポンで(2021.12.24)
- 特権を俺に教えた物語(2021.12.02)
- 今風かスネが食われる老夫婦(2021.11.25)
- 納得だ!要点だけのつまみ食い(2021.11.02)
コメント