お気の毒まだまだあると敗戦日
今年もまた終戦(敗戦)記念日が巡ってきた。
この日が近付くと、先の大戦の記事がメディアを賑わす。
記事の大半が「戦争は悲惨だ! 戦争は絶対にイヤだ!」
と、個々の戦争体験が内容となっている。
そして、あれから75年、どうこの戦争を語り継いでいく
べきかと結んでいるのだ。
日露戦争終結から75年と言えば1980年だ。
私はこの年はもう壮年で、日露戦役など遙か太古の出来事
だった。現在、40歳前後の人たちにとって、太平洋戦争は
遠い彼方の昔の出来事だろう。
個々の経験や結果ばかり追いかけても、いずれ忘れ去られて
しまう。原因があって結果がある。その分析と教育が必要だ。
残念なのは、どうして太平洋戦争が起こったのかが、わが国
として総括されていないことだ。色々な意見があるとは思う
が各論併記でもまとめておくべきだった。
次ぎに、戦後、こうした歴史事実を教育して来なかったのも
事実だ。国が率先して敗戦事実を認めなかった風潮もある。
今の政治家や官僚も殆どが戦後生まれだ。
まともな近代史教育も受けていまい。
こうした人たちからきちんとした先の大戦の総括と、戦争の
芽を永久に摘み取る思想を身につけてほしいと思う。
こんなことを終戦の日に考えていた。
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