心配だ愚鈍のままのなれの果て
日本学術会議候補の任命拒否問題、ある新聞社のアンケ
ートによると、任命拒否は「問題とは思わない」は44%で、
「問題だ」の37%を上回った。この数字をみて私は愕然とした。
それは、日本国民のノー天気さを如実に示しているから。
そして、政権にとって日本は世界一統治し易い国だと思った。
いつから、わが国民は自ら考えることを放棄したのだろうか?
何のために戦前・戦後史を学んだのか?
今の自由は、先祖代々持って生まれて来たワケではない。
多くの尊い犠牲者の上に成り立っているものだ。
確かに、戦後生れが多くの割合を占めている。だからこそ、彼
らこそ、自由を守るべきなのに!
同じページに「鈍感な大衆の未来」と題する記事があった。
記事の対象は任命拒否問題ではないが、世界の戦前、戦中の
負の遺産が観光地化していることを指摘している。
日本国民が「鈍感な大衆の未来」の見本にならないよう祈るば
かりだ。
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