この年でやっと告辞の意味わかる
田中優子氏が3月末日を以て法政大学総長を退任した。
同大の総長は理事長と学長の兼任だという。さぞ、ご多忙だっ
たことでしょうね。お疲れ様でした。
ネットでは、同氏の学位授与式での告辞が紹介されている。
“どんな選択でも、尊厳をもって生きられる社会が必要”
どの道を歩むべきか迷ったときは・・
“人の薦めで選択するのではなく、自分で決めることが自由を
生き抜く上ではとても大切です”と呼びかけている。
私は最後の卒業式から既に半世紀以上も経った。
小中高大とも、校長や学長の訓示など一言も覚えていない。
社会へ出て、様々な経験を積んでこそ上記の告辞の意味を噛み
締められるような気がする。恐らく同大の卒業生が総長告辞の
意味をを理解するのは数十年後のことだろうね。
但し、この告辞を覚えていたらの話だが。
私には、昨夕の新聞に載っていた同氏のコラム『死という到達
点』の方が参考になった。江戸文化研究家である同氏の面目躍
如が目立った記事だった。
« お隣にとにもかくにも興味行く | トップページ | 友有りて山を下りるという便り »
「学問・資格」カテゴリの記事
- この年でやっと告辞の意味わかる(2021.04.08)
- 水道管超マニュアルな解凍法(2018.01.28)
コメント