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2021年7月17日 (土)

自由とは何かを学ぶルネサンス

   『小説 イタリア・ルネサンス』(塩野七生著、新潮文庫版、全
4巻)も4巻目「再びヴェネツィア」に入った。
どうやら、期限内に返却できそうだ。

さて、愛人をフレンツェで亡くしたマルコは、故国ヴェネツィアの
要請で帰国して国政の中枢に関わることになる。

ヴェネツィアの元首は、無念の死を遂げたマルコの親友の父親
で名を「アンドレア・グリッティ」といい、年齢は80代だ。

本書106頁には、このグリッティの政治信条が書かれている。
今、米国と中国が対立している。本文に書かれている「専制君主
政を採る国」を中国と読み替えてみると、まさしく、16世紀後半
の欧州情勢が今と似ているような気がする。以下、要約する。

“1.専制君主政を採る国の君主が、支配下に入った国に対して、
   共和政体の温存を認めるなどは絶対にありえない。
 2.ヴェネッィアは、建国以来、1千年続いてきた共和政体が最も
    自然で最も適している。
 3.国力の繁栄と継続は、国民の1人1人が、自由を享受している
    か、それともしていないかによるのだ。”

そして
自由とは思考の自由であり行動の自由であり、時には失敗
もする自由だ。人間の活力は、この自由のないところには生まれな
いし育たない。何よりも長つづきしない

そういえば、近くの大国も専制国家並みだね。
長続きとは百年単位で考える必要性がありそうだ。

 

 

 

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