今卒寿傘寿の時の心読む
あるきっかけで宗教学者の山折哲雄さんを知った。
この5月に卒寿を迎えたというから、私とは約一回り上だ。
『生老病死』という本を出したというので、早速、図書館
に貸し出し依頼をしたが、希望者が多く順番が来るのが大
分先になりそうだ。
そこで山折氏の出版本を調べてみた。
その中に、『生老病死の人生八十年』(2007年6月刊)
があった。今年、卒寿を迎えた筆者が80歳当時、どんな事
考えていたかを知りたくて借り出した。
氏の紹介記事では、“卒寿の今は、親鸞の晩年の言葉「自
然法爾」がしみじみと心に染みるという。その境地が思想
や信仰にとらわれない生き方に通じると気づいた”とある。
羨ましい限りだ。
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