国宝の陰に湧き水堀満たす
夜7時半からのNHK総合「ブラタモリ 松本へ」を観た。
この番組は、タモリの訪問先を地政学的に考察する番組と理解
している。今夜の番組も松本城をその方向でまとめたものだ。
この番組に登場する大名はわずか3名、武田信玄、石川数正、
松平直政だけだ。資料によると松本城天守閣の建設に携わっ
たのは、石川数正の嫡男康長と言われている。
武田信玄は戦略上、松本城付近にあった深志城を領有したが、
松本城の整備、建設にはタッチしていないようだ。
また、松平直政(家康2男秀康の子)の城主在任期間はわずか
5年間に過ぎない。城主だった6家26人のうち最後の戸田家は
145年も続いている。
城と城主を歴史的に考察には物足りない番組だった。
しかし、最も重要な城の軍事上の防備施設などは参考になった。
うまく地勢を活かした構造になっている。湧水活用は初めて聞
いた。また、しっかりと松本観光もPRしている。
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