今風かスネが食われる老夫婦
読んだ本の題名は「じい散歩」(藤野千夜著、双葉社)
予約時に、てっきり散歩コースの紹介本かと思っていた。
ところが、中身はちゃんとした小説本だった。
明石家は夫婦合せてもうすぐ180歳、一家の主、新平は散歩
が趣味の健啖家、妻はそんな夫の浮気を疑っている。3人の
息子は全員独身で、長男は引きこもり、次男は自称・長女の
つもり、三男は事業に失敗して借金まみれだ。
こんな「家族」の生活を追った小説だ。
読者も部分的には、この家族の生活のⅠ部に触れるよような
ことがあるのではないかと思われる。
« マウンドに忘れた物を取りに来た。 | トップページ | 寒くなるよ声かけながら招き入れ »
「読書」カテゴリの記事
- 還暦は中間点となる未来(2022.01.04)
- ユニコーン何故か生まれぬニッポンで(2021.12.24)
- 特権を俺に教えた物語(2021.12.02)
- 今風かスネが食われる老夫婦(2021.11.25)
- 納得だ!要点だけのつまみ食い(2021.11.02)
コメント